株式併合とは
資本金を減らすことなく、いくらかの株式を1株に統合して発行が済んでいる株式数を減らすこと。例えていえば、2株を1株にまとめると(この比率を併合比率といいます)、発行が完了した株式数は2分の1になります。2000株有していた人の持ち株数は1000株になる。ただし、株の値段は理論的には2倍になり、資産価値には変化を及ぼしません。しかし、株式価値は同じであっても、株式併合は株主に不利益を招きます。株式併合が行われることによって、端株が生じてしまったり、単元株制度下では、単元未満株に変わってしまい、議決権がなくなったり減るなどしてしまうからです。ゆえに、株式併合は株主総会の特別決議を通過するなど、いくらかのきつい制限を満たした時のみに認められます。反対語は「株式分割」。株式分割は株式併合と違い、株主に不利益をもたらすわけではないため、取締役会の決議でできます。
SBIイー・トレード証券
まずはノーリスクで無料体験できる「デモ口座」で、腕試し。
|